最優秀賞に吉沢さん ビジネスプラン発表大会 茨城・つくば
今年発足したいばらき商工青年協議会が主催する「いばらきビジネス地方創生フォーラム」が3日、茨城県つくば市内で開かれた。地域経済を活性化するきっかけづくりを狙いに初めて実施され、県内選抜者によるビジネスプランの発表大会が行われた。最優秀賞には旅行・スポーツイベント事業などを手がける「デイプロデュース」(同県鹿嶋市宮中)の吉沢颯真さんが選ばれた。
同フォーラムには324人が参加。ビジネスプラン発表大会には4人が登壇した。最優秀賞の吉沢さんは鹿嶋市に日本初のフットゴルフ専用コースを設立し、催しなどを展開する企画を発表。「サッカーの街をフットゴルフの街にしたい」と自身の思いを披露した。
審査員は格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEOらが務めた。榊原氏は事業化に向けた収益構造や人材確保について、発表者に質問を投げかけた。
同協議会は2月、県商工会青年部連合会(山町浩信会長)と県商工会議所青年部連合会(大竹信長会長)が交流を深め、共に発展していくための連携団体として発足した。同フォーラムは本年度のメイン事業で、団体の垣根を越える交流を図った。小椋直樹実行委員長は「地方創生から日本創生につなげていきたい」と述べた。











