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J1鹿島 自力Vへ集中 鬼木監督「1年の集大成」 6日、横浜M戦

優勝が懸かるリーグ最終戦に向けて意気込みなどを語るJ1鹿島の鬼木監督=クラブハウス
優勝が懸かるリーグ最終戦に向けて意気込みなどを語るJ1鹿島の鬼木監督=クラブハウス


最終戦を残すのみとなったJ1で、優勝に王手をかけている鹿島は3日、6日に控える横浜M戦に向けてクラブハウスグラウンドで非公開練習を実施した。今節で勝利すれば、2016年シーズン以来9季ぶりのJ1制覇が決まる。練習後、取材に応じた鬼木監督は「1年の集大成。鹿島の歴史をつくるためにも、何が何でも勝つ」と力強く必勝を誓う。

あと1試合で全てが決まる。首位鹿島と2位柏の勝ち点差はわずかに1と、両者による優勝争いは熾烈(しれつ)を極める状況だ。鹿島は勝利すれば無条件で、引き分け以下の場合は柏の結果次第で優勝が決まるが、鬼木監督は「他を気にしても仕方がない。目の前の試合に集中する」と強調。植田も「自分たちの相手はマリノス。レイソルのことは一切考えていない」と語気を強め、目線は自力でのタイトル獲得だけに向いている。

1-0で勝利して首位を守った前節東京V戦から、チームは1日のオフを挟んで練習を再開した。緊張感がおのずと高まる状況下でも、植田は「普段通りの雰囲気で練習できている」と、冷静に分析する。良好な準備とコンディション調整が進んでいる様子だ。

王座奪還に向けて最終戦で立ちはだかるのは、最近絶好調の横浜Mだ。鬼木監督が「勢いが非常にあるチームの一つだし、戦い方も洗練されている」と警戒するように、直近4戦で4連勝と波に乗っている。鹿島は相手の勢いを序盤からへし折るべく、自慢のハードワークを前面に押し出して主導権を得たい。

両者の意地がぶつかり合う大一番だ。「最後は気持ち」(鬼木監督)の勝負になるだろう。

決戦に向け、指揮官は「チームを最後勝ちに持っていくのが自分の仕事。今までやってきたことを貫き、優勝を全力でつかみたい」。雌雄を決する横浜M戦は、メルカリスタジアムで午後2時キックオフだ。




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