ニセ電話詐欺 常陸太田の65歳男性、暗号資産6400万円相当被害 茨城
茨城県警は5日、同県常陸太田市、無職、男性(65)が税関職員を名乗る男らに暗号資産約6400万円相当をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。
県警組織犯罪対策1課によると、11月5日、男性の携帯電話に税関職員や警察官を名乗る男らから「輸入された薬品に違法があり捜査したところ、あなたのキャッシュカードがあった」「口座全てが凍結され数年使えなくなる」「金融調査のため、資金の9割を暗号資産に変えて提出してもらう必要がある」などと言われた。男性はLINE(ライン)で、検察官を名乗る男から暗号資産取引所でのアカウント登録や購入方法などを指示され、同6~25日の間、16回にわたって指定アドレスに暗号資産計約6400万円相当を送信した。











