サッカーJ2初優勝と初のJ1昇格を決めた水戸ホーリーホックの小島耕社長や森直樹監督らが5日、茨城県庁を訪れ、大井川和彦知事に結果を報告した。小島社長は来季について「サポーターとの距離感を失わず、J1の水準に応じたチームづくりを進めたい」などと抱負を語った。

訪れたのは小島社長と森監督、前社長の沼田邦郎取締役、ダブル主将の松原修平選手と牛沢健選手の計5人。森監督は「戦う集団として積み上げてきたことが結果につながった」と説明した。大井川知事は「注目度が上がる。これからがスタートなので頑張って」とエールを送った。

訪問後、報道陣の取材に応じた松原選手は「いいサプライズを報告できた。子どもたちが憧れるような存在になっていきたい」と今後の活躍を約束。牛沢選手も「チーム力を生かしながら、J1で通用する力をつけていきたい」と目標を掲げた。