【独自】常磐大高野球部、不明金か 第三者委設置 公益通報受け調査 茨城
学校法人常磐大学が、運営する常磐大高(茨城県水戸市)の野球部運営費に使途不明金があるとの公益通報を受け、内部調査していたことが5日、分かった。同大は同日、学外の弁護士で構成する第三者委員会を立ち上げ、調査実施を第三者委に移行することをホームページで公表した。
同大関係者によると、野球部員の保護者から徴収した寮費などについて、一部の使途が不明であるとの公益通報が昨年11月ごろにあった。同大担当者によると、同高野球部の保護者には、後援会長を通じて第三者委の設置を連絡した。第三者委から調査報告書を受け取り次第、処分結果の公表や保護者説明会を行う。
同大は4日の臨時評議員会に諮り、臨時理事会で第三者委の設置を決定。「事実関係のさらなる徹底的な解明とガバナンスの有効性に関する検証には、法人から独立した専門家による調査が不可欠」などと判断した。












