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J1鹿島、8年前の雪辱を ホーム横浜M戦 9季ぶりV懸け今季最終戦   

横浜M戦で勝利しての優勝を誓うJ1鹿島の選手たち=クラブハウスグラウンド
横浜M戦で勝利しての優勝を誓うJ1鹿島の選手たち=クラブハウスグラウンド
鹿島の先発予想
鹿島の先発予想
最終節での鹿島の優勝条件
最終節での鹿島の優勝条件


J1鹿島は6日、2016年シーズン以来9季ぶりのリーグ優勝を懸け、メルカリスタジアムで横浜Mとの今季最終戦に挑む。キックオフは午後2時。〝あと一つ〟を制することができずに優勝を逃した、17年シーズンの悔しさを晴らすときが来た。当時を知る植田は「あの経験を生かすのがこの試合だ」と語気を強める。

できることなら思い出したくない、苦い記憶がある。17年シーズンのリーグ最終節磐田戦。勝てば無条件でリーグ2連覇が決まる状況だったが、0-0で引き分け、当時鬼木監督が就任1年目だった川崎に逆転優勝を許した。今年11月8日の横浜FC戦後、植田は「自分も含めてそうだけど、やっぱりあの経験は他の選手にはさせたくない。繰り返さないためにも、自分が経験してきたことをチームに伝えたい」と強調していた。

17年当時について鬼木監督は、推測であることを強調した上で「(鹿島は)多分どこかで川崎の負けや引き分けを期待していたと思う」と回顧。実際に残り2試合の時点で、首位鹿島と2位川崎の勝点差は4あり、鹿島にとっては他力でも優勝が決まる可能性が非常に大きかった。だが結局、最後の最後に笑ったのは得失点で上回った川崎だった。

だからこそ、「結局自分たち次第。他に期待してはいけない」と指揮官は言う。逆の立場ではあったが、17年の経験を反面教師にして雌雄を決する大一番に臨む。

本拠地で最高の瞬間を迎え、苦すぎる記憶を払拭できるか。栄冠をつかむために必要なのは、勝ち点3獲得だけだ。



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