新米、味や見た目評価 つくばみらいで国際大会 大沢さんら18人金賞 茨城
新米の味を競う「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」が6日、茨城県つくばみらい市小張の日本スポーツ振興パークみらい(市総合運動公園)で開幕した。会場では事前審査を通過した米の実食が行われ、審査員が味や見た目などで評価した。最もレベルの高い「国際総合部門」で、同市の大沢幸一さんら18人が最高賞(金賞)に輝いた。
米・食味鑑定士協会(大阪府大阪市)が主催し、県内では初開催。全7部門に国内外から5070点が出品され、1、2次審査を通過した米が最終審査に進んだ。
開会式で同協会の鈴木秀之会長は「日本の米のおいしさを世界に広めたい」とあいさつ。つくばみらい市の小田川浩市長は「世界中から集まったお米の匠(たくみ)の皆さまと技や情熱を競い合える場を与えられたことは大きな喜び」と述べた。
国際総合部門では、42品が最終審査に進出。専門家が規定に基づき炊飯したものを、小田川市長や農業関係者ら審査員30人が香りや粘り、色つやなど項目ごとに評価した。
7日は大型農業法人部門や高校生によるプレゼンテーションの審査が行われるほか、各部門の表彰式も行われる。












