渋江さんら武者行列、勇壮に 筑西で小栗判官まつり 茨城
浄瑠璃や歌舞伎で知られる小栗判官伝説を基にした「小栗判官まつり」が7日、茨城県筑西市新治の新治駅前通りなどで開かれた。判官に扮(ふん)した俳優の渋江譲二さんらによる武者行列が勇壮に練り歩き、沿道の家族連れやカメラマンが見守った。
まつりは1989年に始まり、今年で33回目。小栗判官伝説は、中世に小栗地方(旧協和町)を治めた小栗氏の15代城主、助重が死後の世界からよみがえり、照手姫と結ばれる恋物語。今回は照手姫役をちくせい観光大使の紗葵さんが務めた。
武者行列は、地元の小学生による子ども武者や甲冑姿の市民ら約100人が参加した。同市門井の協和ふれあい広場を発着点に、駅前通りなどを練り歩いた。渋江さんは馬上から手を振り、紗葵さんは輿(こし)に揺られながら歓声に応えていた。












