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【続報】J2水戸 新監督に樹森氏 森監督はFD就任へ

水戸・樹森大介新監督©ALIBIREX NIIGATA
水戸・樹森大介新監督©ALIBIREX NIIGATA
今季限りで退任する水戸の西村卓朗GM、森直樹監督(左から)
今季限りで退任する水戸の西村卓朗GM、森直樹監督(左から)


来季サッカーJ1に昇格する水戸は8日、西村卓朗ゼネラルマネジャー(GM)(48)の契約満了と、森直樹監督(48)が今季限りで退任して強化責任者のフットボールダイレクター(FD)に就任し、新監督に樹森大介氏(48)が就任すると発表した。

西村氏は東京都出身。2011年にJ2札幌で現役を引退し、その後は関東サッカーリーグのVONDS市原で監督やGMを歴任。16年に水戸の強化部長に就任し、19年にGMに抜てきされた。選手研修事業など独自の育成方法を取り入れ、「育成型クラブ」としての評価を高めた。過去に前田大然(スコットランド・セルティック)らを輩出するなど、J2最低ランクの強化費でチームを着実に成長させてきた。

森氏は埼玉県出身。道都大(現・星槎道都大)からC大阪を経て、03年に水戸に加入。引退後は06年から水戸の下部組織でコーチ、監督などを歴任した。11年にトップチームの首脳陣に加わり、昨季途中に監督に就任。今季は「堅守速攻」をベースに大胆な采配を的中させ、中盤戦には15試合連続無敗の快進撃を起こし、クラブを初のJ2優勝とJ1昇格に導いた。クラブを通じ「未来を切り拓き、クラブが次のステージへ進むための決断です。これまでとは立場が変わりますが、クラブをより強く、戦う集団へと進化させていくという思いに、一切の揺らぎはありません」とコメントした。

樹森氏は埼玉県出身。00年に湘南でプロデビュー。03年から2季にわたり、水戸でプレーした。指導者としては、06年から母校の前橋商高サッカー部でコーチを務めた後、群馬、埼玉の地域クラブでコーチを歴任。12~22年には水戸ユースの監督を経て、23年からトップチーム専任コーチに昇格した。今季は新潟で開幕から監督として指揮を執り、8月からは栃木SCのコーチとして指導した。クラブを通じ「外へ出てチャレンジをしたことで、水戸ホーリーホックが持つクラブとしての力を、改めて強く実感する機会にもなった。だからこそ、大きな責任と覚悟を持って、クラブに関わるすべての想い、この街の想いを背負い、水戸ホーリーホック初のJ1の舞台に挑む」とコメントした。



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