新年待つ笠間焼の「午」 干支にちなんだ置物作り進む 茨城
来年の干支(えと)「午(うま)」にちなんだ笠間焼の置物作りが、茨城県笠間市平町の窯元「いそべ陶苑」で進められている。工房には焼き上がりを控えた大小の置物が並び、新年に向け出番を待つ。
高さ約15センチの大サイズの置物のほか、ようじ入れを制作。泥状の粘土を型に流し込み、固まったら型をはずして指やヘラで形を整える。800度で素焼き後、釉薬(ゆうやく)をかけ、1250度で本焼きして完成。ようじ入れには、一つずつ顔やたてがみなどを手描きしている。
磯部幸克社長(79)は「置物の優しくかわいらしい表情を楽しんでもらえたら」と話す。










