坂東PA、26年1月31日開業 圏央道外回り 待望の休憩施設 茨城
東日本高速道路(ネクスコ東日本)は12日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)外回りの坂東パーキングエリア(PA、茨城県坂東市弓田)が来年1月31日午後3時にオープンすると発表した。圏央道外回りは県内を含む約77キロ区間に休憩施設がなかったが、待望のPAができることによってドライバーの安全性と利便性の向上が期待される。
ネクスコ東日本関東支社によると、同PAは圏央道坂東インターチェンジ(IC)-常総IC間に整備。菖蒲PA(埼玉県久喜市)から約37キロ、江戸崎PA(茨城県稲敷市)から約40キロに位置する。
坂東PAは、駐車場とトイレ棟、商業施設で構成される。駐車場は大型車33台、乗用車など46台。電気自動車(EV)の急速充電器2口もある。商業施設にはコンビニ店が入り、24時間営業で地元の土産品なども販売する。
トイレ棟には子ども連れがおむつ替えなどで使える「家族トイレ」も設置する。一般道から利用できる出入り口や駐車場も高速道路の外側に整備される。
圏央道外回りは菖蒲PAから江戸崎PAまでの約77キロ区間に休憩施設がなく、確保が課題となっていた。坂東PAは内回りが昨年4月に先行して供用を開始していた。
坂東市は飲食店や物販コーナー、防災拠点などを備える都市公園「ハイウェイ・オアシス」を内回りの同PA隣接地に整備中。既にPAと接続し、相互に施設利用できるようになっており、将来的には外回りPAとも連結路を設けてつなぐ方針。










