ドリーム観光 破産手続き開始決定 負債7000万円 茨城
帝国データバンクつくば支店は16日、旅行業のドリーム観光(茨城県坂東市逆井)が水戸地裁下妻支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は5日付。負債は約7000万円。
同社は1995年4月設立。同社周辺のたばこ農家を主な顧客として、大手旅行代理店や自社が企画する国内旅行ツアーなどを販売、96年3月期の年売上高は約2500万円を計上した。
だが、健康増進法の施行で喫煙率の低下が影響し、たばこ農家数が大幅に減少。2006年3月期の年売上高は約200万円まで縮小し、同年内には事業を停止していた。代表や役員が連帯保証人として借入金を返済していたが、支払いが困難となった。










