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粘土細工や絵画ずらり 障害者の作品展 茨城・つくば

障害のある作家による個性的な作品が並ぶ「めぐる展2025」=つくば市吾妻
障害のある作家による個性的な作品が並ぶ「めぐる展2025」=つくば市吾妻


茨城県内で芸術・表現など創作活動に取り組む障害者の作品を集めた「めぐる展2025」が16日、同県つくば市吾妻2丁目の県つくば美術館で始まった。本年度に設立された「県障害者芸術文化活動支援センター」の取り組みの一環。会場には作家2人を中心に、県内3カ所で開かれたワークショップ参加者の作品を展示している。21日まで。

粘土作家として活動する同県水戸市の松橋克希(よしき)さんが制作した架空の生物「クリーチャー」のイラストと粘土作品を数百点展示。また、同市の篠原拓実さんは放課後等デイサービス利用時に制作した印象的な絵画など約20点を展示した。20日には松橋さんによる紙粘土作品の創作実演や対話型鑑賞会などが開かれる予定。

会場では、SFやファンタジーの世界から飛び出してきたような独創的な粘土作品や柔らかな色使いの絵画を興味深そうに見入る来場者が見られた。

県は本年度から、障害者の芸術文化活動を支援する事業をスタート。9~10月には県内で芸術・表現活動をしたり、意欲があったりする障害者や支援者、家族を対象にワークショップを開いた。



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