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茨城・河内男性刺殺 強盗殺人罪で起訴 被告の男、否認続ける 水戸地検

水戸地検が入る水戸法務総合庁舎=水戸市北見町
水戸地検が入る水戸法務総合庁舎=水戸市北見町


茨城県河内町下加納の住宅で7月に住人男性(73)=当時=が刺殺され車や財布を奪われた強盗殺人事件で、水戸地検は16日、強盗殺人などの罪で同県取手市、無職、男(75)を起訴した。捜査関係者によると、男は否認を続けている。

起訴状によると、男は7月1日午後7時4分ごろから同9時7分ごろまでの間に男性宅で、男性の首などを刃物で突き刺すなどして殺害し、現金約7805円などが入った財布と乗用車1台(時価80万円相当)などを奪ったとされる。

県警は現場の鑑識や防犯カメラの解析などから男を特定し、11月26日に強盗殺人容疑で逮捕。「関係ない」と容疑を一貫して否認し、車は「他人から買った」などと供述している。男は、男性とは十数年前に数回会った程度だった。

一方、今回の事件が発生する5年前の2020年12月、男は男性の親族を棒状のもので殴ったとして逮捕起訴され、その後、実刑判決が確定していた。裁判記録や関係者への取材によると、2人の間には当時、金銭や車を巡るトラブルがあったという。



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