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結城紬の残り糸、アクセサリーに 19日まで茨城県庁で販売

「結城紬の価値を伝える入り口になれば」と話す制作者の中村慶子さん=県庁
「結城紬の価値を伝える入り口になれば」と話す制作者の中村慶子さん=県庁


結城紬(つむぎ)の残り糸を活用したアクセサリー「つむりんぐ」が、茨城県庁2階の生協食堂前で販売されている。19日まで。反物を織った後に残る「きりすね」と呼ばれる糸を木の輪に巻き付けたもので、イヤリングやピアスに加え、スーツの襟元に付けるラペルピンを新たに発売した。制作する「仕事場センチコ」(同県石岡市)の中村慶子代表は「結城紬の価値を伝える入り口になれば」と語る。

つむりんぐは長さ1メートル弱のきりすねを1本ずつ手で結んで伸べ、束にして木の輪に巻き付けていく。結城紬の上品な色合いや、糸の柔らかい風合いがアクセントになる。新作のラペルピンは、県産業技術イノベーションセンターの協力で制作した。中村さんは「着物だと手が届きにくいが、つむりんぐなら日常使いできる。たくさんの人に届いてほしい」と期待する。

ラペルピンは1個4800円(税込み)から。県庁での販売は午前11時半~午後1時半まで。今後、ネット販売も予定している。



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