多彩なデザイン49件 いばらきデザインセレクション 企業団体に選定証
茨城県内の優れたデザインを選定する「いばらきデザインセレクション2025」の表彰式が19日、県庁で開かれた。受賞した企業・団体の代表者らが出席し、大井川和彦知事から選定証が授与された。
今回は過去最多149件の応募の中から、多彩な49件を選定。大賞の「あたご天狗の森のリノベーション」(HAGISO、笠間市、笠間観光協会)は、愛宕山頂付近に点在する施設や遊具を山岳ツーリングと関連付けて改修し、エリア全体を結び付け直した取り組み。いばらきデザインセレクション審査委員会の原忠信委員長(筑波大芸術系准教授)は「子どもから大人まで、いろいろな使い方ができる点がすてき。風景や素材がうまく折り重なっていた」と講評した。
選定作品は来年2月5~8日に東京・銀座の県アンテナショップ「IBARAKI sence」で、同3月7、8日に水戸市のイオンモール水戸内原でそれぞれ展示する。
大賞を受賞した笠間観光協会の本間敬会長は「(地元の人たちに)名所の良さを見直してもらい、子どもたちもたくさん集まるような場所にしたい」と話した。










