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玉造小チーム2連覇 水戸で小学生プログラミング茨城県大会 社会問題をカードゲーム化

2年連続で県知事賞に輝いたチーム「T&Y」の井川裕麻さん(右)と岡田拓登さん(中央)=水戸市泉町
2年連続で県知事賞に輝いたチーム「T&Y」の井川裕麻さん(右)と岡田拓登さん(中央)=水戸市泉町


小学生がプログラミング技術を競う「ユードムチャレンジカップ2025年度全国選抜小学生プログラミング大会茨城県大会」(茨城新聞社、全国新聞社事業協議会主催、ユードム、茨城大特別協賛)の最終審査が20日、同県水戸市泉町の市民会館で開かれた。社会問題をカードゲーム化した同県行方市立玉造小6年の井川裕麻さん(12)、岡田拓登さん(12)のチーム「T&Y」が2年連続で最高賞の県知事賞に輝いた。来年3月に都内で開かれる全国大会に出場する。

本年度は「みんなのみらい」のテーマで作品を募り、1次審査で特別賞7点、優秀賞12点が選ばれた。この日は特別賞の児童らが3分以内でプレゼンテーションを実施。茨城大教育学部の毛利靖教授らが発想力や表現力などを審査した。

井川さんと岡田さんは「エコバランサー~未来の地球を守れ~」と題し、複雑に絡み合う社会問題を楽しく学べるカード式ゲームを開発。経済問題や環境問題を対戦形式で考える仕組みで、ゲーム内の通貨で新しいカードを入手できる工夫のほか、イラストで簡潔に表現するなどビジュアル性にもこだわった。

2年連続の受賞に、岡田さんは「めっちゃうれしい。多くの人に社会問題に興味を持ってもらえたらうれしい」、井川さんは「バグの修正が大変だった。全国でも一番いい賞を取りたい」と喜んだ。

特別賞は他に、いびき計測器やクマ問題をテーマにした作品などが選ばれ、優秀賞は館内でパネル展示された。

県知事賞以外の特別賞各賞は次の通り。(敬称略)

▽県教育長賞
「いびき計測器~より良い眠りをあなたに…~」野口愛央、弓野あこ(AmaDako)

▽茨城大学長賞
「熊と亀と人間の問題」高田蒼也、市川心月(いきものレンジャーズ)

▽ユードム社長賞
「かつおのAIレストラン経営物語」益子勢(日立市立油縄子小6年)

▽茨城新聞社長賞
「パイロットシミュレーター」菊池陽(大子町立依上小4年)

▽げんでんふれあい茨城財団理事長賞
「地球に優しいお片付けシミュレーション」堀内琴々音、田口英依(スペースドッグ愛好団体)

▽ひと・まちねっとわーく賞
「未来のスーパーマーケット」穴山桜子、山田愛絆、山田翼輝(Akey Studio kids)



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