常陽銀、普通金利0.3%に 26年2月引き上げ 33年ぶり高水準 茨城
常陽銀行(茨城県水戸市、秋野哲也頭取)は23日、普通預金金利を来年2月2日から現在の0.2%から0.3%に引き上げると発表した。日銀による追加利上げを受けて判断した。
同行の普通預金金利が0.3%台になるのは、1993年3月(0.38%)以来で、約33年ぶりの高い水準となる。引き上げは今年3月以来で、改定幅は0.1%。担当者は「今後も政策金利の変更があれば、状況を踏まえて見直していく必要がある」としている。
同行は合わせて、企業向け融資の基準となる短期プライムレート(優遇貸出金利)を0.250%引き上げ、年2.625%にする。95年5月以来の水準となる。短プラの引き上げも今年3月以来。適用は来年2月2日から。短プラは取引先の企業に1年未満の資金を貸し出す場合の最優遇金利。
同行は、定期預金についても金利の引き上げを予定している。










