【更新】茨城・神栖市長選 県選管、落選陣営の審査申し立て受理
得票同数でくじ引きとなった11月9日投開票の茨城県神栖市長選を巡り、県選挙管理委員会は26日の臨時会で、落選した石田進氏(67)の陣営からの木内敏之氏(64)の当選無効を求める審査申し立て2件について、受理すると決めた。
臨時会には星野学委員長を含め委員4人が出席し、2件の申立書とも必要事項が記載されていることを確認した。受理日は1件目が22日付、2件目が23日付。審理方法は石田氏陣営と市選管の主張を聴取した上で決め、来年2月下旬ごろに裁決する予定だ。
県選管によると、2件の審査申し立て理由として、木内氏の有効票に「まんじゅうや」「だんごや」という記載のみの票があり、これらは無効票と主張。県選管による票の再々点検を求めている。
市選管は5日、石田氏陣営の2件の異議申し立てを受け、無効票219票を含む全ての票を再点検し、いずれも棄却した。











