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漁師市、買い物客にぎわう 黄金ナマズバーガー販売 茨城・行方

シラウオの天ぷらや川エビのかき揚げなどを買い求める人たち=行方市玉造甲
シラウオの天ぷらや川エビのかき揚げなどを買い求める人たち=行方市玉造甲


霞ケ浦と北浦の漁業者が水産物を直売する「歳末漁師市」が28日、道の駅たまつくり(茨城県行方市玉造甲)で開かれた。今年は計5店が出店。シラウオの天ぷらや川エビのかき揚げ、生シラウオなどが販売され、正月を前に旬の味覚を求める買い物客でにぎわった。市漁業振興協議会主催。

麻生漁協は、霞ケ浦に生息するアメリカナマズの中でも約2、3割しか捕獲されないという「黄金ナマズ」やスズキを使ったフィッシュバーガーを初めて販売。三枚におろした魚を塩水処理した上、衣を付けて油で揚げ、スパイシーホットチリ味と、ゆずレモンタルタル味のバーガーに仕上げた。

それぞれ50個用意されたバーガーは午前中に完売。斎藤隆太さん(23)は「青年部が中心となり企画販売した。大好評で良かった」と笑顔を見せた。長野県から土浦に帰省中の小学1年生で双子の新大知さんと大和さんは「レモン味でさっぱりしていておいしい。また食べたい」と笑顔を見せた。

このほか、山源のブースでは、縁起物の「鯉の甘煮」がイベント開始から1時間ほどで完売。ヤマイ水産では、シラウオの天ぷらなどを購入する客の長い列ができた。



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