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若きAIエンジニア期待 IT未来高 古渡優歌さん 異例の高卒「人の役に」 茨城

来春からAIエンジニアとして働く予定の県立IT未来高3年、古渡優歌さん=笠間市大田町
来春からAIエンジニアとして働く予定の県立IT未来高3年、古渡優歌さん=笠間市大田町


茨城県立IT未来高(同県笠間市大田町)3年の古渡優歌(ひろか)さん(18)は2026年春、県内で人工知能(AI)のエンジニアとして働き始める。元エンジニアでもある同校の辻武伺校長によると、AIエンジニアとしての高卒採用は異例のことで、今後の活躍が期待されている。

古渡さんがパソコンに興味を持ち始めたのは小学5年生のころだ。当初は小説のような物語を考えるのが好きで、パソコンを使って文章を打ち込んでいた。中学に入った後は情報の授業で時計を作り、特定の時間にアラームを鳴らすプログラムなどに面白さを感じていた。

高校入学後は、プログラミングの腕を競う日本情報オリンピック第5回女性部門の本選に進出して敢闘賞を得るなど知識や技量を高めてきた。

AIについては、社会でさまざまな活用例がある中、AIを使った予測モデルに興味があるという。現在は笠間市内の栗農園の生産量などを予測するシステムの構築に取り組み、地域課題の解決にも貢献している。

26年春にはインターンなどを通じて志望したエム・データ(東京)に入社し、県内の事業所で働く。同社はテレビ局で放送されたテレビ番組やCMをテキスト・データベース化した「TVメタデータ」を企業に提供し、商品のトレンドや需要の予測などに役立ててもらう事業などを手がけている。古渡さんは今後、同社でAIエンジニアとして各顧客の多様な要望に応える。

大学進学ではなく就職を選んだ理由について、古渡さんは「若いうちから社会で求められる力を働きながら身に付けられるから」と意欲を示し、「仕事が落ち着き自分に足りないものがあった時などに改めて大学に通いたい」と展望を語った。

将来の目標は「一人前のエンジニアになっていろいろな人の役に立ちたい」と意気込んでいる。



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