《茨城県内選挙展望2026》首長選(上)
■13市町で動き加速
茨城県内では2026年、13市町で首長選、7市町で議員選が行われる予定。2月1日の高萩市長選を皮切りに、2月中に3市町、3月下旬から4月にかけて5市が集中する見通し。各首長選の情勢をまとめた。
■高萩市 3選へ立候補表明
1月25日告示、2月1日投開票の高萩市長選は、現職の大部勝規氏(67)が3回目の当選を目指して出馬を表明している。今のところ、ほかに立候補の動きは表面化していない。
大部氏は2018年に現職を破り初当選。これまでに、北茨城市の広域ごみ処理施設の整備や企業誘致、市内小中学校体育館へのエアコン設置などに取り組んだ。
自民県連からの推薦を受けている。
■境町 4選目指し出馬へ
2月3日告示、8日投開票の境町長選は、現職の橋本正裕氏(50)が4回目の当選を目指して立候補を表明している。前回2022年は無投票で当選した。今のところ、ほかに立候補に向けた動きはない。橋本氏は14年に初当選。
■阿見町 現新の一騎打ちか
2月17日告示、22日投開票の阿見町長選は、3回目の当選を目指す現職の千葉繁氏(62)と、新人で町議の高野好央氏(53)が立候補を表明している。ほかに動きはなく、一騎打ちが予想される。
千葉氏は2018年に初当選。昨年12月の町議会一般質問で、子育て世帯支援などの実績を挙げる一方で「事業途中のものもある」と町政の継続を訴えた。
高野氏は町議3期目。昨年11月に記者会見を開いて立候補を表明した際、町政刷新を強調し、温水プール施設建設について延期を主張した。
■下妻市 現新2氏が立候補
3月22日告示、29日投開票の下妻市長選は、ともに無所属で、3回目の当選を目指す現職の菊池博氏(63)と、新人で市議の須藤豊次氏(67)が立候補を表明している。今のところ、ほかに動きは表面化していない。
菊池氏は2018年に初当選。前回22年は無投票で再選を果たした。2期8年の実績として、ふるさと納税の寄付額増加や工業団地への大手企業誘致などを挙げている。
須藤氏は市議7期目。02年の市議補選で初当選し、議長を務めた経験がある。市民文化会館の改修や、交通弱者への対策、砂沼サンビーチの跡地利活用などを公約に掲げている。
■笠間市 12年ぶり選挙戦へ
4月5日告示、12日投開票の笠間市長選は、ともに無所属で、6回目の当選を目指す現職の山口伸樹氏(67)と、新人で市議の内桶克之氏(65)が立候補を表明している。12年ぶりの選挙戦が予想される。
山口氏は昨年12月の市議会一般質問で「これまで培ってきた経験を生かし、前向きに一つ一つ取り組んでいきたい」と答弁し、立候補する意欲を示した。
内桶氏も同月に記者会見を開き、「議員活動で得た知見を発揮し、市民が安心して暮らせる地域づくりを進める」と強調、立候補する意向を明らかにした。
■鹿嶋市 現職以外動きなし
4月23日に任期満了を迎える鹿嶋市長選は、現職の田口伸一氏(57)が再選を目指して無所属で立候補する意向を表明している。今のところ、ほかに出馬に向けた動きは見られない。
田口氏は県議を経て、2022年の前回市長選に当時の現職の後継として立候補し、無投票で初当選した。
■小美玉市 再選向け立候補へ
4月5日告示、12日投開票の小美玉市長選は、現職の島田幸三氏(64)が2回目の当選を目指し無所属で立候補すると表明している。現時点ではほかに出馬の動きはない。
島田氏は2022年の前回、新人対決を制し初当選した。新型コロナ禍や人口減少などの市の課題に対し、新設の花火大会、防災減災、学校給食無償化、茨城空港を活用した企業誘致などに取り組んだ。











