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プロ野球ロッテ 木村投手、勝負の年挑む 霞ケ浦高(茨城)出身 3年目、2桁勝利が目標

来季の先発ローテ入りを目指すロッテ・木村優人投手=埼玉県さいたま市
来季の先発ローテ入りを目指すロッテ・木村優人投手=埼玉県さいたま市
高卒3年目で2桁勝利を目指すロッテの木村優人投手
高卒3年目で2桁勝利を目指すロッテの木村優人投手


昨年、飛躍を遂げた茨城県出身の大器が勝負の2026年に挑む。プロ野球ロッテの木村優人投手(20)=霞ケ浦高出身=は「経験するだけではなく、先発ローテーションで投げられるように、結果にこだわってシーズンを戦いたい」と活躍を誓う。

高卒2年目で迎えた昨年は脚光を浴びたシーズンだった。3月30日のソフトバンク戦で1軍初登板初勝利を挙げると、5月には初セーブ。6月に志願していた先発へ転向すると、7月に先発初勝利。中でも鮮烈な印象を与えたのは9月24日西武戦。「自分のピッチングを失わないように投げることを一番に考えていた」と、しなやかなフォームから150キロ前後の力強い直球と切れ味鋭い変化球で打者を押し、七回途中までパーフェクト。球団唯一の完封で自身プロ初完封を飾った。

■肉体改造

着実に成長の階段を上ってきた。霞ケ浦高からドラフト3位指名で入団した当初は線が細かったが、肉体改造に真っ先に取り組んだ。入団時からおよそ15キロ近く増量すると、筋肉量にもこだわり、1軍で戦う体を仕上げていった。

「初めての経験ばかりだった」1軍で過ごし、見て学んだ経験は、成長を加速させた。「元々準備に時間をかけるタイプではなかった」が、日本のトップで戦う先輩が入念にストレッチなどを行い、一戦一戦臨む姿勢を見習った。「細かな部分まで気を使うようになったのは少し成長したところ」とうなずく。

「初登板は不安もあった」が、準備に臨む意識が変われば結果もついてきた。練習では投手育成にたけた吉井前監督や投手コーチからの指導を受けて手投げを修正し、前足の股関節の使い方を改善。リリースの位置がより打者に近づいたことで、直球の球威は増した。試合を重ね「投げていく中で腕も振れるようになって、逃げずに攻めることができた」。武器がプロでも通用する、そんな自信を深めた1年だった。

■さらに磨く

華々しい1軍初年度にも思えるが「先発を任せてもらえて率直にうれしかった部分もあるが、投げてみると思った通りにいかないことが多くて難しさを感じた」と満足はしていない。「真っすぐのこだわりは強く持ちたい。弱気にならず『やってやる』という気持ちが投球に出たときは思い通りの投球ができる」と、武器と気持ちをさらに磨く決意を固める。

同郷の美馬をはじめとしたベテランが抜け、若手の台頭が求められる球団において、弱冠20歳ながら木村にかかる期待は大きい。それは本人も分かっている。「2桁勝利はなんとしてでも達成できるように、一番の目標に置いて取り組んでいく」と意気込む勝負の3年目。若武者の成長は止まらない。

■きむらゆうと

2005年6月1日生まれ。茨城県土浦市出身。霞ケ浦高付中-霞ケ浦高-ロッテ。身長184センチ、体重92キロ。25年度成績は登板22試合3勝2敗、防御率3.31。



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