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高校生の「折紙講師」誕生 鉾田二高・方波見さん 「1枚の紙から造形魅力」 茨城

ミウラ折りの作品「Convex Board」を持つ方波見涼太郎さん=鉾田市安房
ミウラ折りの作品「Convex Board」を持つ方波見涼太郎さん=鉾田市安房


茨城県鉾田市在住の県立鉾田二高3年、方波見涼太郎さん(18)が、日本折紙協会が設ける「折紙講師」の資格を取得した。同資格を有する高校生は全国でも珍しい。進路決定後は各地で折り紙教室を開催し、多くの人に折り紙の楽しさを伝えたいという方波見さんは「折り紙で折れないものはないと思っている。1枚の紙に無限の可能性がある」と魅力を語る。

折紙講師の資格を取得すると公認講師として、幼児教育・介護福祉施設、医療機関、児童館などで折り紙教室を開くことができる。方波見さんは2025年8月に資格を取得。同協会によると、同講師は25年12月時点、全国で2653人、県内で61人。高校生に限ると全国で20人、県内で2人だけという。

方波見さんは3歳の頃、兄が鶴を折っているのを見て、興味を持った。動画投稿サイト「ユーチューブ」でドラゴンの折り方を解説する動画をきっかけに複雑な折り紙作品の魅力に引かれた。小中学校の時に本で基礎を学び、高校2年からはオリジナルの作品に挑戦するようになった。

手がける作品は生き物や幾何学的な作品など多岐にわたる。伝説上の生き物のドラゴンやペガサスなども折る。一つの作品で1000回以上折り、約8時間をかけて完成させるという。「1枚の紙から指や歯、目などを造形できるのが魅力」と話す。

幾何学作品では大学教授が考案し、地図の畳み方や、宇宙で使用する太陽光パネルの開閉などに採用された「ミウラ折り」の発想を生かした作品を手がける。「Convex Board」では、40センチ×3メートルの紙を2日間かけて折り、円形の幾何学的な作品とした。「シンプルな正方形や三角形の折り目が集まることで、生き物の形に縛られない複雑な形を作ることができることが面白い」と語る。

将来は建築関係の仕事に進むことを考えている。同県水戸市の水戸芸術館シンボルタワーが折り紙の技術を生かした建築物であることを知り、建築に興味を持った。「今後は折り紙教室を開催して魅力を伝えるとともに、折り紙の技術を用いた建築物を建ててみたい」と意気込みを語った。



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