伝統の八つ凧、青空高く 日立で子どもら楽しむ 茨城
日立地方の伝統的なたこ「八つ凧(だこ)」の保存と継承を図ろうと、新年恒例の市民凧あげ大会が10日、茨城県日立市会瀬町の会瀬青少年の家で開かれた。子どもら約130人の市民が集まり、手作りだこを揚げて楽しんだ。
大会は今年で36回目。八つ凧は南部の茂宮地区に明治時代ごろ伝わり、住民が保存活動を続けている。保存会は子ども向けに講習会を開き、たこの作り方や歴史を教えてきた。
この日は市民が手作りしたたこを、保存会員が見た目や揚げた時の様子で審査。縦1メートルほどの勇壮な八つ凧も揚げられ、風を受けて音が鳴る仕掛けとともに青空に高く舞った。審査では市立櫛形小4年の佐藤颯祐さん(10)が2年連続で最優秀賞となった。
佐藤さんは「安定して飛ぶように工夫した。賞を取れてうれしい」と笑顔を見せた。保存会の本田克則会長(75)は「伝統を守って続けていければ」と語った。











