全国高校サッカー選手権 鹿島学園(茨城)、初V狙う 12日、神村学園(鹿児島)と決勝
サッカーの第104回全国高校選手権大会最終日は12日、東京都のMUFGスタジアム(国立競技場)で決勝が行われ、初の決勝進出を果たした茨城県代表の鹿島学園は、初優勝を懸けて昨夏の全国高校総体(インターハイ)を制した神村学園(鹿児島)と対戦する。
茨城県勢としては1980年度大会で優勝した古河一以来、45大会ぶりの頂点を狙う。鹿島学園は持ち味の攻撃力を生かして勝ち上がり、準決勝では0-0の後半終了間際にゴールを挙げ、流通経大柏(千葉)に競り勝った。
11日にオンライン取材に応じた鈴木雅人監督(50)は、「地域の皆さん、茨城県の皆さんに育てていただいて今があると思っているので、良い報告ができるように頑張りたい」と意気込みを語った。
■「粘って勝機を」
多彩な攻撃に屈強な体格、控え組含め充実した選手層、そして「ワンチャンス」をものにする勝負強さ。今大会の鹿島学園は高い総合力を示して勝ち上がってきた。
オフェンスの突破口を開くのは、全試合で先発出場を続ける左サイドハーフのMF三浦春人(3年)だ。切れ味鋭いドリブルと精度の高いクロスで好機を演出。流通経大柏戦では後半終了間際に左からペナルティーエリア内へと果敢に仕掛け、勝ち越しを呼び込んだ。指揮官がキーポイントに挙げるFW陣も好調を維持する。渡部隼翔(同)、内海心太郎(2年)の2トップがそれぞれ得点をマークし、準決勝で決勝点を挙げたワーズィー・ジェイベン勝(同)などサブメンバーも強力だ。
守っては献身性が光るDF斉藤空人主将(3年)を中心に、今大会は5戦でわずか2失点。GKプムラピー・スリブンヤコ(2年)も抜群の安定感を誇る。
対する神村学園は昨夏の全国高校総体(インターハイ)王者。4試合15得点と攻撃力が持ち味で、J1町田に内定しているFW徳村楓大(3年)ら3トップの破壊力に定評がある。鹿島学園は序盤から守勢に回る展開が予想されるが、斉藤、DF中川光星(3年)の両センターバックを軸に苦しい時間帯を我慢強く耐え抜き、自陣からのロングボールで決定機をつくりたい。
三浦は「やっぱり(目標は)日本一。じゃないと(鹿島)学園に来た意味がない」と頂点に向け力を込める。











