《J1鹿島宮崎キャンプ》充実の初日、高い強度 ゴール前攻防に力点
J1鹿島は15日、宮崎県宮崎市のひなた陸上競技場で、10日間のキャンプを開始した。初日は午前と午後の2部練習を行い、午前から実践形式の練習に取り組むなど、昨年に続く優勝に向け、好感触のスタートを切った。
午前は基礎トレーニングとウオーミングアップから始まり、主に3対3でのゴール前の攻防に時間を割いた。午前の最後にはハーフコートで11対11のミニゲームを行い、選手たちは高い強度を保った。同練習で鬼木監督は「1トラップにこだわらないと一気に選択肢が減るぞ」「シュートを打てば何かが起こるぞ」などと熱心に指導した。
午後はパス交換の後、両サイドを狭めたハーフコートでプレーヤーが不規則に変わるシュートゲームを行った。その後は4組に分かれて5対5のミニゲームを行い、最後は約70メートルの距離を12秒で4本走り抜けるトレーニングで全体練習を締めくくった。
全体練習後は若手選手を中心に午後5時過ぎまで個別練習で課題解消に取り組み、充実の初日を終えた。
今年もエースとして活躍が期待される鈴木は「昨年からやってきたことをいかに突き詰めていけるか。チャンスの数を増やすところに力を入れたい」とキャンプの目標を語った。続けて、「昨年は自分たちのゲームではなくても勝った試合がたくさんあった。今年は誰が見ても鹿島の勝ち試合だなと思われる試合をしたい」と優勝に向け、さらなる高みを目指した。
キャンプは24日までで、期間中に練習試合が3試合組まれている。17日は福岡大、20日はJ1岡山、24日はJ1福岡と対戦する予定。
■成長誓うMF三竿 チーム引っ張る選手に
今年30歳を迎える守備的MFの成長が止まらない。J1鹿島の三竿はキャンプ初日から全開でアピールした。「鬼木監督からは攻守にわたりボランチが試合を動かすことも求められている。例年よりいい感覚だ」と自信たっぷりに語る。
昨年のリーグ戦は鬼木体制1年目で29試合の出場機会を勝ち取り、中盤の深い位置で相手の攻撃をせき止め、素早く攻撃へと転じた。特に後半戦は僅差をものにする「粘り強い鹿島」の代表格として存在感を示していた。「常に受けて周りとつながることができていた」と昨年の活躍を振り返る。
若手に負けじと居残り練習を行う姿も印象的で、ボールを動かす上での基礎となる「止める・蹴る」の動作を辺りが暗くなるまで反復し続けた。そんな練習の虫は「三竿健斗が鹿島を引っ張っているな、とチームに影響する選手でありたい」とさらなる成長を誓う。
一昨年に海外クラブから復帰し、昨年は悲願のリーグ優勝をつかみ取った。ただ、「安心するのではなく、より今年が大事になる」と戦う顔になっていた。背番号6はチームのために走り続ける。
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