豊穣祈り「鳥追い祭り」 茨城・常陸太田
田畑の害虫を追い払い、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈る小正月行事「鳥追い祭り」が17日、茨城県常陸太田市上河合町の田んぼで行われた。大勢の地域住民らが集まり、子どもたちと一緒に火祭りの伝統行事を楽しんだ。
「第16回上河合町鳥追いまつり」は同町会(浅野勝好町会長)と上河合連絡協議会(内桶一美会長)の共催で、伝統文化を次世代に継承しようと開催。鳥追い小屋は1週間前に地域住民が協力して竹で円すい状に柱を組み、カヤやしの竹で囲い、高さ約5メートル、直径約4メートルの大きさに仕上げた。
地域住民らがしめ縄や松飾りなど正月用品を持参し新年のあいさつを交わし、子どもたちは小屋の中で炭火で餅を焼いて頬張り、豚汁で体を温めていた。
夕暮れとともに子どもの代表が小屋に点火。勢いよく燃え上がる炎と、竹がはぜる大きな音が雰囲気を盛り上げた。
浅野町会長は「地域の人たちが交流し絆を強めるようにと実施している。若い人たちも参加してもらえるようになったので長く続けられれば。皆さんの健康で充実した一年を願った」と話した。











