衆院解散 戦後最短 冬の陣 前職、新人 はや街頭へ 茨城
衆議院が23日に解散され、2月8日の投開票日まで計16日間となる戦後最短日程の選挙選が事実上、始まった。茨城県関係の前議員は慌ただしく地元に戻り、地域を駆け巡った。新人も認知度を高めようと、朝から街頭に立つなどの活動を本格的にスタートさせた。
「おはようございます。行ってらっしゃいませ」。無所属前職は23日朝、JR石岡駅前と周辺で街頭活動を行った。通勤通学のラッシュが終わると電車で国会へ向かった。
議員会館で一息つく間もなく、午後1時からの本会議に出席した。衆院解散とともに議員バッジを外し、国会内を急ぎ足で歩きながら「任期は4年。国会議員がある程度腰を据えて活動しないと、中長期的なビジョンは描けない」と早期解散を改めて批判した。
後援会と打ち合わせを行うため、すぐに地下鉄の駅へ。「選挙区内の皆さんの負託を受けて、またこの場に戻って来られるように頑張りたい」と言い、地元にとんぼ返りした。
別の無所属前職も解散後、地元の水戸市へ直行。3時間後にはJR水戸駅前でマイクを握った。
巨額の費用をかけて行う選挙の大義や、選挙直前の新党結成の動きについて疑問を提示。公約としてきた選挙制度改革、企業団体献金の廃止に向けた取り組みが途上だとし「何としても国会に戻らないといけない」と語った。
自民前職は国会から電車で取手駅に降り、そのまま街頭演説に臨んだ。
早期解散に批判も集まる状況下で、「少数与党の国会審議ではどうしても他党の要求を入れざるを得ず、予算はばらまき的が増えてしまう」「安定的な過半数を与党に与えてほしい。そういう判断を仰ぎたい」と総選挙の意義を訴えた。
国民民主前職は解散直後に地元へ向かい、駅に下りるとそのまま政策チラシを配り、マイクを握った。
行き交う人々を前に「まだまだやり残している政策をアップデートして、国民の皆さんの手取りをもっと増やすことを実現していく」と意気込んだ。
中道改革連合新人は午前中に県庁で記者会見を開き、正式に出馬を表明。急な選挙のため、事務所を借りたのはつい最近のことだといい「事務所開きを行う余裕もない。準備は現在進行形で大変」と話した。
既に立候補予定の選挙区内を駆け回っており、記者会見後も支持者の元へあいさつに回った。
共産新人は「新人は限られた期間で名前を売るしかない」と危機感を抱き、解散前日からマイクを握り始めた。23日はつくば市内を駆け回り、住宅街や商業施設付近で演説。「超短期決戦で国民の審判から逃げ切ろうというのか」と、解散や選挙日程を批判した。











