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《J1鹿島宮崎キャンプ》「圧倒勝利」へ手応え 福岡と練習試合 全日程終了、理想の形で複数得点

J1福岡との練習試合で2得点を挙げたJ1鹿島のレオセアラ(右)=ひなた陸上競技場
J1福岡との練習試合で2得点を挙げたJ1鹿島のレオセアラ(右)=ひなた陸上競技場
J1福岡との練習試合で存在感を放ったJ1鹿島の林=ひなた陸上競技場
J1福岡との練習試合で存在感を放ったJ1鹿島の林=ひなた陸上競技場
J1福岡との練習試合で指示を送るJ1鹿島の鬼木監督=ひなた陸上競技場
J1福岡との練習試合で指示を送るJ1鹿島の鬼木監督=ひなた陸上競技場


J1鹿島は24日、宮崎県宮崎市のひなた陸上競技場でJ1福岡との練習試合(45分×4本)を行い、1本目は0-0、2本目は3-1、3本目は0-1、4本目は0-1の計3-3で引き分けた。「圧倒して勝つ」ために昨年からの積み上げを狙う鹿島は、主力組が意図した形から複数得点を挙げるなど実践機会で手応えを示し、11日間の宮崎キャンプを打ち上げた。

鹿島は4-4-2を基本とし、1本目はGK早川、最終ラインは左から小川、金太鉉、植田、濃野、中盤は左からエウベル、三竿、知念、林、前線はレオセアラと鈴木が並んだ。福岡の3バックに対し、組織的なハイプレスを果敢に仕掛けた。

強度の高い守備が実を結んだのは2本目で、奪ってすぐさま前線に付ける攻撃が効いた。レオセアラは立て続けに2得点し、途中出場の荒木も右サイド深くでエウベルのクロスに反応してゴールネットを揺らした。昨年はリーグ得点王のレオセアラは「まだ準備段階だが、開幕に向けていい形で仕上げられている」と順調さを強調した。

しかし、2本目の終盤から失点が続いた。3本目にかけて福岡の最前線の外国籍選手に複数得点を許したほか、ビルドアップでの細かいミスが相次いだ。徳田や元砂ら若手中心の構成で、攻撃の連続性を発揮したのは4本目の終盤のみだった。

司令塔として期待される三竿は「例年よりは格段にいい感覚が持てている」と強調した上で、「ビルドアップに力を入れてきたが、今後はゴール前でどのように点を取るかが重要になる。こだわりを持って開幕までの時間を過ごしたい」と話した。

■充実の林、猛アピール

○…開幕スタメン入りへ、鹿島の大卒ルーキー・林の猛烈なアピールが続いている。右サイドハーフで攻撃を活性化し、「最低限やれた。もっと怖いプレーを仕掛けたい」と充実感を漂わせた。

キャンプ期間中の練習試合では3試合全てで1本目に先発出場した。けがで出遅れている松村やチャブリッチに代わる存在として、立ち位置を確立しようとしている。そのためには「結果が大事。鹿島を代表する選手になれるように頑張る」とゴールを欲している。

チームは成熟を図る一方、新人として初参加のキャンプは毎日が刺激的だった。「1日ずつ吸収するものが多くて、できることが増えていく感覚が楽しい」。周囲も林の特徴を理解し始め、連携の深まりを実感している。

「攻撃なら背後を取り、守備ならハイプレス。前に、前に向かいたい」。即戦力として期待のアタッカーはさらに魅力を押し出していく。

■総評 戦術を洗練、競争本格化

より効果的な前進方法を身に付けることが鬼木体制2年目の「積み上げ」だ。「止める・蹴る」の基礎技術を磨くことから始まった昨年のキャンプと比べれば、習熟度の違いは一目瞭然。今年は連携を重視したビルドアップやゴール前での崩しに多くの時間を割いた。

練習試合から意識の徹底ぶりがうかがえた。ビルドアップではGKが前線へロングボールを蹴り込む場面はほぼなく、最終ラインから細かく鋭いパスを連続して攻撃を組み立てた。当然、エラーも見られた。20日のJ1岡山戦ではパスコントロールの乱れから主導権を失う場面があった。

技術の向上は間違いなく、選手たちも手応えを口にする。一方で、「圧倒して勝つ」という理想形には時間を要しそうだ。対外試合はここまで無敗だが、いずれも完璧と言える内容ではなかった。劣勢の場面をいかに減らせるかが重要で、そのためには複数の打開策を身に付ける必要がある。

チームは着実に成長している。指揮官は「全員が精力的にやれたことが収穫。王者として(特別大会の)百年構想リーグを迎えるが、自分たちはチャレンジャーだという姿勢が練習から感じ取れた。まだまだ成長を期待したい」と今年のキャンプを総括した。

「百年構想リーグ」の開幕まで2週間を切った。チームは戦術を洗練させ、さらに競争を本格化していく。




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