交番でビデオ手話通話 聴覚障害者向け 茨城県警212カ所に導入
聴覚障害者や発話が困難な人が手話通訳者を介してビデオ通話できる「手話リンク」のサービスが26日、茨城県警の全ての交番や駐在所など計212カ所に導入された。警察官が不在でも24時間、管轄の警察署に連絡できる。県警は「気軽に利用してほしい」としている。
手話リンクは一般財団法人「日本財団電話リレーサービス」(東京)のサービス。交番などの出入り口に掲示されたQRコードをスマートフォンなどで読み取り、ビデオ通話で手話通訳者に用件を伝えると、相手が利用者に代わって内容を警察署の担当者に伝えてくれる。
交番などに勤務する警察官は事件事故の対応や巡回などで不在にする場合もある。このため、入り口付近には警察署直通の電話が設置されているが、音声通話しかなく聴覚障害者はやりとりが困難だった。
県警地域課によると、導入先は交番91カ所と駐在所119カ所、警察センター2カ所。通信料のみで利用できる。警察庁が導入を促しており、昨年末時点で14都道府県警察が運用しているという。
同課は「身近な警察の窓口として不便を解消し、的確な警察活動につなげたい」とし、緊急の場合は、チャット方式で通報可能な「110番アプリシステム」を活用してほしいとしている。











