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笠間高生、参拝祈念カード考案 笠間・城山稲荷神社 2月から配布 茨城

デザイン画を並べた掲示板と作品を寄稿した生徒たち=笠間市笠間
デザイン画を並べた掲示板と作品を寄稿した生徒たち=笠間市笠間


茨城県立笠間高(渡辺英一校長)の生徒が、同県笠間市笠間の城山稲荷神社(檜山祥一宮司)の「参拝祈念カード」をデザインし、2月から配布を始める。地域の小さな神社の認知度向上を目指す活動で、美術を志す生徒にとって格好の腕試しの場となっている。

同神社は日本三大稲荷の一つとされる笠間稲荷神社の近くにあり、県内外から多くの参拝者が訪れる。昨年4月から、氏子総代の鈴木達二さん(60)と梅原茂さん(66)の発案で、参拝者向けに祈念カードの配布を始めた。

カードは月ごとに季節の花などを入れて制作するもので、大きさは名刺大、透明のケースに入っている。最初は、鈴木さんが境内に桜が咲く城山稲荷神社の画像を加工して自作。「祈念 城山出世稲荷大明神 令和七年 卯月」の文字を添え、裏に由緒沿革などを記した。社殿横の台に置き、持ち帰りは自由。徐々に手に取る人が増え、毎月訪れて最新のカードを入手するコレクターもいるという。

配布の開始後、図案のアイデアに迷った鈴木さんは「地元に笠間高がある」と思い付いた。「デザイン画を描いてもらえないか」と同校にメールで打診。渡辺校長は「地元と関われる、うれしい話。生徒や作品を大事にしてくれることが伝わった」と快諾した。

「面白い取り組み。美術を通して生徒が関わることが良い」と、同校美術科主任の畑岡佑輔教諭(38)。デザイン制作は自主参加の活動とし、チラシを作り美術科とメディア芸術科の全学年を対象に参加者を募ったという。

最終的に生徒11人が作品づくりに参加。同6月中旬ごろ、同神社を訪れ、鈴木さんらから成り立ちやカード配布の経緯について説明を受けた。生徒はそれぞれデザインした作品の確認や修正を行った上で、同12月に同神社に届けた。また、多くの人に見てもらおうとA4判で印刷し、社殿横に設置した掲示板に展示した。

参加した安美優さん(17)=美術科2年=は「万人受けするようにデザインするのが難しかった」と話す。手描きの水彩画で、葉っぱの傘を差したキツネとカエルを描いた。「描き方、表現の仕方とか生徒それぞれの提案を見てほしい」と強調した。

「校外のコミュニティーで自分の作品を披露したいという思いもあった」と飯島聖さん(17)=同。「キツネをリアルテイストに描くのを避け、人型のキツネにした。校外の人に同科や一人一人の活動に興味、関心を持ってもらえればうれしい」と語った。

畑岡教諭は「配布後の反応が楽しみ。校内で第2弾の参加募集をかけてみたい」と期待を込めた。



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