《2026衆院選》茨城県内序盤情勢 3、6、7区接戦 4区は自民が安定
2月8日投開票の衆院選で共同通信社は27、28の両日、電話調査を行った。茨城新聞社が取材を加味して茨城県内の序盤情勢を分析したところ、7選挙区のうち3、6、7区で自民と野党系候補が激しく競り合う。自民候補は4区で安定した戦いを見せ、2区でもやや先行する一方、1区は対立候補に先行を許している。投票先を決めていない有権者が3割近くおり、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。
1区は前回勝利した無所属前職の福島伸享氏が先行し、自民前職の田所嘉徳氏が追う。福島氏は中道や立民支持層の7割を集め、国民の一部にも浸透。参政新人の川端絢美氏と共産新人の大内久美子氏は伸び悩むものの、全体の2割が投票先を決めていない。
2区は15回目の当選を目指す自民前職の額賀福志郎氏が一歩リード。選挙区全域で広く浸透し、自民支持層の7割を固めた。中道新人の小沼巧氏が中道や立民支持層を手厚く固め猛追する。国民新人の谷川祐一氏と参政新人の宮内匠氏が追い上げを狙う。
3区は自民前職の葉梨康弘氏と中道新人の梶岡博樹氏が激しく競り合う。葉梨氏は10~50代の支持を集め、自民7割、維新5割の支持層に浸透。梶岡氏は60代以上で支持を広げ、中道の9割を固める。参政新人の斎藤真衣氏とれいわ新人の加川裕美氏が追う。
4区は自民前職の梶山弘志氏が安定した戦い。強固な後援会を生かし、大票田のひたちなか市や地元の常陸太田市など全域で支持を集める。自民に加え、国民や参政支持層にも食い込む。共産新人の吉田翔氏は広がりを欠き、無党派層の取り込みが焦点となる。
5区は国民前職の浅野哲氏が優位で、自民新人の鈴木拓海氏が追う。浅野氏は国民支持層の8割を固めるほか、中道や維新、参政支持層も集める。鈴木氏は自民支持層の一部をまとめつつあり、全体の4割に及ぶ投票先を決めていない有権者への浸透が鍵を握る。
6区は自民前職の国光文乃氏と無所属前職の青山大人氏が横一線。国光氏は20~40代の4割で支持を集め、自民支持層の7割、維新支持層の4割に浸透。青山氏は立民支持層の9割を固めた。参政新人の堀越麻紀氏と共産新人の稲葉英樹氏、無所属の中村吉男氏が追う。
7区は無所属前職の中村勇太氏と自民前職の永岡桂子氏が激しく競り合う。中村氏は中道、立民、維新、国民など幅広い支持層へ浸透するほか、自民支持層の一部にも食い込む。永岡氏は自民支持層の6割超をまとめる。
電話調査は県内有権者約3800人を対象に2日間行われた。











