《2026衆院選》選挙サンデー 「賃上げ」「地域振興を」 候補者演説に有権者ら 茨城
衆院選期間中で唯一の日曜日を迎えた1日、茨城県内各地で候補者が政策を訴え、支持を呼びかけた。物価高騰や人口減少、地方創生などへの対策が争点に挙がる中、街頭演説や期日前投票に訪れた有権者らは「もっと賃金が増えれば」「人が集まる魅力ある地域を」などと賃金アップや地域振興などを望んだ。
午前9時40分ごろ、同県古河市内の商店前。前職候補の演説を聞いていた同市平和町、酒類販売業、阿久津克(つよし)さん(69)は市街地の活性化を望む。商品配達で街を回ると、次から次へと商店が姿を消しているといい、「このままでは寂しくなるばかり。一度大きな予算を付けて、街づくり全体の視点から工夫してもらえないか」と願った。
同11時ごろ、同県ひたちなか市の大型商業施設では、同市田彦、田沢誠司さん(82)が妻と2人で期日前投票に訪れた。田沢さんは「各党が物価高対策を競っているが、高齢世代にとっては年金が上がらないことが不安で不満」と訴えた。
同県土浦市のJR荒川沖駅前では正午過ぎ、前職候補がマイクを握った。訴えを聞いた近くに住む自営業、大曽根隆司さん(60)は「青少年などこれからを担う人の支援を」と、子育て世代や若年層向けの支援政策を求めた。
午後1時半ごろ、同県牛久市のスーパー前では前職候補が街頭演説。祖父に連れられ、聞き入っていた土浦市田村町、会社員、渡辺萌愛さん(21)は「漠然と将来に不安。もっと賃金が増えれば物価高も落ち着く」と期待した。
同県鉾田市では同2時半ごろ、新人候補がスーパー前で声を張り上げた。同市上沢、農業、飯塚和敏さん(55)は農業者の高齢化や耕作放棄地への対応を望み「中小の規模で頑張っている生産者がもうかる仕組みを作って」と話した。
同3時ごろ、同県日立市内のホームセンター。新人候補が政策を訴える中、同市田尻町、建設会社経営、菊池久義さん(63)は「地方に元気がないと日本が衰退する。(経営する会社にも)若者はなかなか入ってこない」と嘆いた。同市川尻町の会社経営、佐川則男さん(81)はJR日立駅周辺に触れ、「街に活気がない。若い人の考えでイベントなどを実施し、人が集まる魅力ある地域をつくってほしい」と要望した。











