eモータースポーツ日本一 15歳・栗田さん(水戸・緑岡中) 夢はレーサー、腕磨く 茨城
茨城県水戸市立緑岡中3年の栗田渚真(しょうま)さん(15)がeモータースポーツの全国大会で頂点に輝いた。プロのレーシングドライバーを夢見て技術を磨き、努力の末につかんだ初の日本一。栗田さんは「多くの人たちの応援があってこその優勝。本当にうれしい」と喜んでいる。
栗田さんは小学生の時に見た自動車レースの映像に衝撃を受け、レーサーを目指し始めた。サーキットに通い始めるとともに、家ではレーシングシミュレーターを使って、夢に向かって練習を重ねている。
中学生になり、eモータースポーツで活躍する機会が増えた。県内のレース大会で優勝したほか、昨年11月に滋賀県で開かれた「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2025」グランツーリスモU-18の部で茨城県代表に選ばれるなど、着実に結果を残してきた。
今大会は、優勝者に現実のレースに出場する権利などが与えられる注目度の高い「HC GALLERY 日本頂上決戦2026」。1月10日に千葉県内で決勝レースが開かれ、U18クラスで参戦した栗田さんは堂々の予選タイム1位で臨んだ。
最近のレースではあまり結果が残せていなかったといい、「自信を失いかけていた」という。しかし、これまでしのぎを削ってきたライバルたちが顔をそろえ、闘争心に火が付いた。緊張しながらも「普段通り走れば優勝できる」と自信を持って挑んだ。
コースぎりぎりを速いペースで走る「持ち味の攻めのレース」(栗田さん)を展開。混戦模様となったが、最終的には2位と2.4秒差をつけてトップでゴールした。栗田さんは「自分を信じて走る大切さを実感した」と振り返った。
積み重ねてきた練習の成果を発揮し、ついに上り詰めた全国の頂点。栗田さんは「日本一という結果はうれしいが、これに満足せず、これからも練習していきたい」と気を引き締める。「そしていつか、リアルのプロレーシングドライバーになる夢をかなえたい」と力を込めた。











