《ミラノ・コルティナ冬季五輪2026》スノボ荻原 トップ通過 「金」期待 地元後押し PVで牛久から声援
ミラノ・コルティナ冬季五輪のスノーボード男子ビッグエアに初出場を果たした茨城県牛久市出身の荻原大翔(ひろと)選手(20)を応援するため、パブリックビューイング(PV)が6日未明、同市役所で開かれた。家族や友人など市民約30人が見守る中、荻原選手は高難度の技を繰り出し、予選を1位で通過。父親の崇之さん(53)は「五輪でのジャンプを楽しんで」とエールを送り、友人たちは「金メダルを」と同種目の日本人初の「金」に期待を寄せた。
ビッグエアは1人3回の試技を行い、得点の高い2回の合計点で競う。PV会場には荻原選手を激励する横断幕やポスターが掲示され、市民は金メダルを意識した金色のバルーンスティックを手に応援。沼田和利市長も声援を送った。
小中学校の同級生で同じスイミングスクールに通っていた柏倉寛幸さん(20)は「ずっと五輪に出ると言っていた。本当に出てすごい」と夢をかなえた友人をたたえた。
荻原選手が1回目でいきなり5回転半の大技を決めると、会場では「すごい」「かっこいい」などと歓声が上がった。得点は90.50点で30人中2位の好スタート。2回目も88.00点の高得点をたたき出し、トップに立った。近所に住み、息子が同級生という横田優子さん(53)は「競技をしている姿を見るのは初めてで、別の人みたいだった。絶対に金メダルを取ってほしい」と華麗に技を決める雄姿に期待を高めた。
3回目は失敗に終わったものの、首位を維持して12人による決勝に進出した。LINE(ライン)でこまめに連絡を取り、アドバイスを送った崇之さんは「リラックスして1、2回目はいいジャンプができていた」と評価。「決勝を含め五輪期間の全てのジャンプを楽しんでくれたらいい」と穏やかに話した。
崇之さんは競技を終えた荻原選手とビデオ通話し、会場を訪れた同級生たちにつないだ。幼稚園からの付き合いという岡野翔太さん(20)は「優勝できるように頑張れ。五輪が終わったら皆でスノボーしよう」などと声をかけた。
8日未明の決勝も同会場でPVが実施される。岡野さんは「おぎっち(荻原選手)は自分たちの誇り。世界一になってほしい」と願いを込めた。











