《2026衆院選》茨城2区 額賀氏、盤石15選 中道小沼氏及ばず
衆院選茨城2区は自民前職の額賀福志郎氏(82)が、中道新人の小沼巧氏(40)ら新人3人を大きく引き離し、15回目の当選を決めた。
額賀氏は39歳で衆院議員に初当選すると、財務大臣や衆院議長などの要職を歴任。議員生活43年で培った政治力や実行力に期待する首長や地域住民らが選挙戦を支えた。
茨城県行方市麻生の選挙事務所に当選確実の一方が伝わったのは午後8時5分。事務所内が大きな拍手と歓喜に包まれる中、額賀氏は「国際情勢は大変厳しく、経済の強い日本と、アジアの平和・安定をつくり出したい。最後の力を振り絞り、古里の発展と国家の安泰のために尽力したい」と15期目の抱負を語った。
選挙戦では、東関東自動車道の延伸や茨城空港国際化、鹿島臨海工業地帯での高温ガス炉の産業利用などを訴えた。鹿行地域の発展に向け「事業化へのレールを敷き、後を託せる後継者を育てたい」とも語った。
小沼氏は及ばず、小選挙区では落選となった。昨年の参院選で落選後、これまでの活動を反省し、街頭で「地域一人一人の声や意見に寄り添う政治を行いたい」と主張。世代交代を行い、農業の担い手不足や医療問題などの解決を訴えたが、票をまとめきれなかった。
同県鹿嶋市のホテルで同日午後8時10分ごろ、「ひとえに私の不徳の致すところ。自分自身の至らぬところが多々あった。この結果を真摯(しんし)に受け止めたい」と敗戦の弁を述べた。解散から投開票までわずか16日の短期決戦。敗因の一つに準備不足もあったが、「今回のことを天が与えた試練であると受け止め、前向きに頑張っていかなければいけない」とも語った。











