廻り祭頭、心合わせて 鹿嶋・浜津賀郷 本番へ総仕上げ 茨城
鹿行地方に春の訪れを告げる鹿島神宮の祭頭祭に向け、当番字の一つ、茨城県鹿嶋市の浜津賀郷で11日、地域を巡り祭頭囃(はや)しを披露する「廻(まわ)り祭頭」が行われた。練習の総仕上げに当たる「棒揃(ぞろ)え」も兼ね、囃人(はやしびと)の住民たちは心を合わせてカシ棒を組み鳴らした。
浜津賀郷の囃人は10組約120人。当初は発着地に当たる慈眼寺(じげんじ)(同市浜津賀)と市立大同東小(同市荒井)で、全員で総囃子を披露する予定だったが、雨の影響もあり5組ずつに分けて行われた。
同小体育館では児童の拍手に迎えられ、子どもたちを中心にした約60人が入場。大総督の中西良望ちゃん(5)の「一斉囃し始め」のかけ声を合図に、全員でカシ棒を振り、元気いっぱいに囃し歌を歌った。
慈眼寺では大人たちが迫力ある祭頭囃しを披露。境内に大きく張りのある歌声を響かせた。
祭事委員長を務める関口秀樹さん(71)は「今回の浜津賀郷のテーマは『和と絆』。世代を超えて生まれた絆を大切にして、楽しく元気に本番への準備を進めたい」と話した。
祭頭祭は3月9日、祭頭囃しと春季祭は同14日に行われる。











