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茨城県内 刑法犯4年ぶり減 25年 金属盗は大幅改善

県内の刑法犯数と検挙件数・検挙率の推移
県内の刑法犯数と検挙件数・検挙率の推移


茨城県内の昨年1年間の刑法犯認知件数は前年比1821件(8.6%)減の1万9273件で、4年ぶりに減少に転じたことが県警のまとめで分かった。全国ワーストが続く銅線ケーブルなどの「金属盗」が半減し、全体を押し下げた。一方、住宅を狙った侵入窃盗は人口の多い地域を中心に増加し、特殊詐欺の被害額も前年比1.65倍で過去最悪となった。

刑法犯認知件数は全国的には4年連続の増加となっており、前年比で減少したのは茨城県を含む7県のみだった。減少件数と減少率はともに茨城県が全国1位だった。

罪種別では「窃盗犯」が1万4179件(前年比2285件減)で全体の7割超だった。このうち太陽光発電施設の銅線などの金属盗は1766件で6年連続全国ワーストだったが、前年比51.3%減と大幅に改善し、今年に入っても減少傾向は続く。

県警は金属盗対策として、窃盗グループの摘発を強化するとともに、昨春には盗品の処分先となり得る金属買い取り業者への規制を強化する改正条例を施行。立ち入りや違法業者に対する行政処分などを進めた結果、被害を抑えられたとしている。

住宅侵入窃盗は1264件(同271件増)で全国ワースト3位だった。水戸市やつくば市などの都市部と県西地域で多発し、夜間など住人が就寝中に侵入する「忍び込み」が大幅に増えた。空き家の侵入窃盗も884件(同246件増)に上った。

自動車盗は540件(同27件減)で平成以降最小となったが、全国ワースト4位と依然として高水準にあり、市町村別はつくば市(126件)が同ワースト、土浦市(68件)が同7位だった。

特殊詐欺の被害額は17億6552万円で、前年から65%増加した。オレオレ詐欺の認知件数の9割は警察官を装う「ニセ警察詐欺」だった。SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額も同29%増の36億1857万円。被害額はともに過去最悪となり、県警は対策の強化を急いでいる。

殺人や強盗、放火などの重要犯罪の認知件数は237件(前年比12件減)で、近年はほぼ横ばいで推移。重要犯罪の検挙率は前年より2割近く高い98・3%で平成以降最も高かった。刑法犯全体の検挙率も41.4%で前年より12ポイント高かった。



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