「梅染め」作品並ぶ ショールやちょうちん 偕楽園の廃棄枝活用 茨城・水戸
偕楽園の梅の剪定(せんてい)枝を煮出して染料にする「梅染め」の作品展が17日、茨城県水戸市見川の偕楽園公園センターで始まった。市内の愛好家が手がけたショールや職人とコラボしたちょうちんなど梅染めの作品約90点が並び、会場は気品ある淡いピンク色に染まっている。22日まで。
作品展は「私たちの考えた『楽しい梅染め』展」(同実行委主催)。会場にはティッシュ箱やトートバッグなど生活になじむ手芸品のほか、梅染めで新たな表情を見せる工芸品が並ぶ。梅色に染められた同県常陸大宮市特産の「西ノ内紙」で仕立てたちょうちんや馬の張り子は、柔らかい雰囲気を漂わせる。
同実行委員長の林和男さん(76)は、梅染めの仕掛け人。偕楽園の梅の廃棄枝の活用を探る中、伝統的な草木染めの一種「梅染め」に行き着いた。2019年から梅染めの普及活動を開始。水戸観光コンベンション協会も新たな土産品として注目し、「偕楽園梅染め」と銘打ったシリーズ商品を販売している。
林さんは「愛好家や職人、学生が自由に染めた作品を見て、梅染めの楽しさを知ってほしい」と話している。コースターを染めるワークショップも21日、同所で開かれる。午前10時半からと午後1時半からの2回で各先着約10組。参加費無料。











