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茨城県警白バイ隊員・高松希さん 巡査部長昇任試験に合格 「女性に頼られる存在に」

本年度、県警の女性白バイ隊員として初めて巡査部長の昇任試験に合格した高松希巡査長=下妻市下宮
本年度、県警の女性白バイ隊員として初めて巡査部長の昇任試験に合格した高松希巡査長=下妻市下宮


2024年の全国白バイ大会女性の部で総合3位の成績を収めた茨城県警交通機動隊県西方面隊巡査長の高松希さん(27)は本年度、県警の女性白バイ隊員として初めて巡査部長の昇任試験に合格した。「女性に頼られる警察官になりたい」と、将来を見つめる。

同県筑西市出身。幼い頃から白バイ隊員の走る姿に憧れ、警察官を志したという。県警察学校を卒業後、約2年間の交番経験を経て、念願の交通機動隊の白バイ隊員に入隊した。

夢がかなったのもつかの間、入隊後1カ月間の特訓では「同期8人の中で一番下手。付いていくのに必死だった」と振り返る。当初、倒れた状態の重さ約300キロのバイクを起こすことができず、自身の筋力の弱さを実感させられた。大型バイクを走らせた時の体感速度にも圧倒された。怖くてアクセルを回せなかったという。特訓後に、公道でバイクを走らせる同期もいたが、自らは技術が追い付かず、さらに訓練を続けた。

数カ月後、全国白バイ大会を目指す特練生に任命された。憧れていた特練生だが、うまくいかないことも多かった。ある日、コーチは「全国1位になる人は日本一白バイに乗っている人」と言った。努力すれば結果は付いてくるはずと、折れかけた心を鼓舞された。座右の銘「人事を尽くして天命を待つ」の言葉を胸に、空いた時間や休日も練習を欠かさなかった。

同大会の女性の部では、急転回や「8の字走行」などを行う「バランス走行」と、等間隔に置かれた障害物を縫うように走る「傾斜走行」の2種目を行う。3年連続で出場したが、2年間は思うような結果が出なかった。3年目の24年、ついに個人総合3位に輝いた。入隊当初に最も苦手としていたという8の字走行も無難にこなし、全種目とも減点はなかったという。「優勝できず悔しいが、結果を残せて安心した」と総括した。

現在、県西地区の白バイ隊員として、違反車両などに目を光らせる。常に意識しているのは、違反者を緊張させないこと。その後に事故を招きかねないからだ。「取り締まりを機に事故防止を自分事に捉えてもらい、気持ちよく帰ってもらいたい」と笑顔で話した。



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