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衰弱オットセイ見つかる 茨城港日立港区 感染症懸念で保護できず

船揚げ場に横たわるキタオットセイ=茨城港日立港区
船揚げ場に横たわるキタオットセイ=茨城港日立港区


茨城県日立市久慈町の茨城港日立港区の船揚げ場で、衰弱しているとみられるキタオットセイ1頭が19日、見つかった。アクアワールド県大洗水族館によると、雌の成獣で、体長約1メートル、体重約40キロと推定。左目が閉じており、足などに傷を負っている。鳥インフルエンザなど感染症の懸念から、保護できないという。

同日午前9時半ごろ、「アシカが打ち上がっている」と同港区にいた作業員から県警日立署に通報があった。その後、連絡を受けた同館職員が同11時ごろに駆け付け、キタオットセイ1頭がいるのを確認した。

キタオットセイはベーリング海やオホーツク海などに生息。冬に近づくと、茨城県沖や千葉県沖まで南下し、春になると北上していく。茨城県では、これまでも生きた個体や死骸が打ち上がっている。

渡り鳥の写真を撮りに来たという、同県ひたちなか市の70代男性は「人が近づくと威嚇していたが、弱々しかった」と話し、「見守るしかない。回復して海に戻ってほしい」と願った。



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