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常陸太田の山林火災 延焼続く 焼失面積8ヘクタールに拡大 鎮圧、鎮火めど立たず 茨城

山林火災の現場で活動する消防団員ら=21日午後3時半ごろ、常陸太田市内
山林火災の現場で活動する消防団員ら=21日午後3時半ごろ、常陸太田市内


茨城県常陸太田市折橋町の山林で19日夜に発生した山火事は、21日になっても延焼が続いた。消防のほか、自衛隊や県のヘリコプターが引き続き消火活動に当たったが、鎮圧や鎮火の見通しは立っていない。同日朝までの焼失面積は前日の3倍以上となる約8ヘクタールまで拡大した。人的被害は確認されていない。

山火事は19日夜、近くの材木店が全焼した建物火災から飛び火して発生。同市折橋町と小菅町にまたがる山林の下草などが燃えており、21日も南に向かって延焼が続いた。

同日は午前7時半過ぎから県防災ヘリが上空からの散水を開始した。自衛隊からも中型ヘリと、その10倍の消火能力がある大型ヘリ2機の計3機が投入され、十王ダム(同県日立市)などでくみ上げた水で消火活動を続けた。

地上からは、消防職員と市内全域から集まった消防団員が、計約200人態勢で活動。山の中腹までホースで水を送り、背負い式の消火水のう「ジェットシューター」で歩きながら消火に当たったほか、ヘリへの給水や周辺の警戒などに取り組んだ。

地上で消火に当たった消防団員らによると、延焼が続く山の表面には落ち葉や枯れ枝が深く堆積しており、一度消火しても、地中の火種から再燃する例もあり苦慮しているという。根元が燃えた木の倒木も確認されている。

山の麓には住宅や工場などが点在しており、市消防団の高星賢治・里美支団長(70)は「現場は勾配が急で、水利の確保も簡単ではないが、できるだけ早く鎮圧、鎮火まで持っていきたい」と語った。

消防によると、21日の消火活動は午後5時ごろに終了。22日も早朝から再開する。市教委は同日まで市立里美小・中学校の部活動の中止を決めた。

■常陸太田市内 別の山林でも下草など焼く

21日午後2時18分ごろ、常陸太田市大里町の市大里ふれあい広場東側の山林から出火、下草など約600平方メートルを焼いた。県警太田署で出火原因を調べている。同署によると、広場の女性職員(65)が山林からパチパチと音がして煙が出ているのを発見し119番通報した。



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