「ぶれずに繰り返し」 サッカー・大岩監督 水戸で指導者研修 茨城
2028年のロサンゼルス五輪出場を目指すサッカーU-22(22歳以下)男子日本代表の大岩剛監督(53)が22日、茨城県水戸市下国井町の県サッカー協会で指導者研修会の講師を務めた。県内で高校生以上のチームを指導する約50人を前に「大会によってやり方は変わるが、ぶれずに繰り返すことが重要」と力説した。
静岡県出身で元日本代表DFの大岩監督は筑波大を経てプロになり、J1鹿島などで活躍。引退後も鹿島でコーチ、監督を歴任して茨城県との関わりが深い。
大岩監督がチームづくりの基盤にしているのは「基準の明確化」「競争力」「継続性と一貫性」。選手には代表選手にふさわしいプレーと立ち振る舞いなどを求め、常に競争心を持つよう呼びかけている。代表活動は時間が限られているため「代表の練習は積み上げるというより、繰り返すことが大事」と強調した。
指示や戦術の理解度を高めるために、用語の統一も図っていることを披露。相手ゴール前を「フィニッシュゾーン」、攻守の切り替え時の指示を「一歩前へ」など、各チームで微妙に違う用語を統一することで、「全員がイメージを共有しやすくなる」と説明した。
代表で取り組む「前線から積極的な守備で主導権を握る」戦術は、優勝した1月のU-23(23歳以下)アジア・カップの映像なども交えて解説。大会には2年後のロス五輪を見据え21歳以下の選手で臨んだが、「選手たちは自信を持って戦っていた」と評価した。
昨年12月にはU-22代表を率いて県協会が主催した「茨城ネクストジェネレーションカップ」に出場。アジア・カップ前に実戦をこなしたことで「アジア王者になれた。感謝の気持ちでいっぱい」と県協会の関係者に礼を述べた。











