茨城県教委 教員採用125人増へ 2026年度、臨時教員に特別選考 鹿行勤務希望者選考も
茨城県教育委員会は25日、2026年度実施の県公立学校教員選考試験について、臨時的任用教員(臨時教員)を減らして正規教員を増やす施策に伴い、採用人数を前年度比125人程度増やした1065人程度にすると発表した。臨時教員から採用する特別選考を新設するほか、高校では新たに鹿行地域での勤務希望者を対象とした特別選考も設ける。同日の教育長定例会見で明らかにした。
県は32年度までに現在約1700人いる臨時教員の9割以上を減らし、正規教員に置き換える方針を示している。26年度実施試験の採用予定人数を校種別で見ると、小学校470人程度(前年度410人)、中学校300人程度(同280人)、高校185人程度(同140人)、特別支援学校110人程度(同110人)。特別支援学校のみ横ばいであるものの、他校種では増やす計画だ。
特別選考では、県内外の公立学校で臨時教員などとして3年以上の勤務経験を持つ人を対象に、小中高特別支援学校で100人程度を採用予定。1次試験は免除され、個人面接や模擬授業などの2次試験のみで受けられるが、一般選考との併願は不可。
鹿行地域で臨時教員の割合が高いことから、同地域で勤務を希望する人を対象とした特別選考も行う。既に本年度の試験では特別支援学校で実施したが、来年度は新たに高校まで範囲を広げ、高校の全教科・科目で若干名ずつ採用を予定している。採用後は特別支援学校教諭の場合、10年ほど同地域の県立特別支援学校で勤務し、高校教諭は同地域の県立学校(中高一貫校含む)で15年ほど勤務する。
会見で柳橋常喜教育長は採用予定者を増やすことについて、「少子化の進行など複数の要因を整理した上で採用していく」としつつ、「臨時教員がある程度減り、退職者等も勘案し採用予定人数を増やす校種が多い」と説明した。
来年度実施試験の出願は3月24日午後5時まで受け付けている。











