荻原(茨城・牛久出身) 五輪雪辱誓う 無念のけが、視線は4年後 26日、全日本スノボBA 「メダリスト蹴散らしたい」
スノーボードの全日本選手権ビッグエア(BA)が26日、福島県磐梯町の星野リゾートネコママウンテンで行われる。ミラノ・コルティナ冬季五輪でメダル獲得を逃した20歳の荻原大翔(TOKIOインカラミ)=茨城県牛久市出身=が出場する。「メダリストたちを蹴散らしたい」と対抗心を燃やしながら、早くも4年後の五輪を見据え雪辱を誓った。
初出場を果たした五輪について、思いを振り返った荻原。「ずっと目標にしてたので、その場に立てたことはすごく嬉しかった」と回想した。「周りがワールドカップと一緒のメンバーで、スタートに立った時の景色も特に変わらなかった」と、緊張もなくビッグエアの予選に臨んだという。
1回目の試技で5回転半の大技を決めるなど、直前のXゲームで2連覇を達成した実力を発揮し、予選を首位通過。迎えた決勝は3回の試技が全て失敗に終わり、12位に沈んだ。「自分はゼロか100というところがあるが、100が予選で出て、決勝はゼロが出てしまった」と残念がった。
出場を予定していたスロープスタイルでの巻き返しが期待されたが、ビッグエア決勝で右足首を痛め、練習でさらに悪化。スロープスタイルは棄権を余儀なくされたため、「怪我をしないような体をしっかり作っていきたい」と次の五輪へ視線を向けた。
今大会の日本勢はビッグエアとスロープスタイルで金3個を含む計6個のメダルを獲得。小さい頃から競い合ってきたライバルらに先を越された。帰国した際に記者に囲まれ、連日テレビ出演をするメダリストらの姿を見て「次は絶対に(メダルを)取ってやる」と誓いを新たにした。
五輪のビッグエア予選終了直後、父の崇之さん(53)の計らいで、牛久市のパブリックビューイングに参加していた小中学校の同級生とビデオ通話した。中学卒業後は1度も会っていなかったといい「自分のことを覚えててくれ、PVにも来てくれた」と喜んだ。
五輪ではメダルの獲得とともに、スノーボードの楽しさを伝えることを目標にしていた。「(ビデオ通話で)スノーボードをやりたいと言ってくれた友だちもいた。頑張ってきてよかった」と実感を込めて話した。
けがは回復傾向にあり、25日の練習で状態を確認した。3歳から通ったホームゲレンデでの全日本選手権。「つま先から着地すればあまり痛くない。全部出し切って優勝したい」と4年ぶり3度目の日本王者に意欲を見せた。
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