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《国際女性デー2026》男女の体、多様性再考 筑波大で図書展示会 性認識研究の歴史紹介 茨城

医療やスポーツ、健康など幅広い分野の図書展示と企画した郭立夫助教=つくば市天王台
医療やスポーツ、健康など幅広い分野の図書展示と企画した郭立夫助教=つくば市天王台


女性の体や人の体の多様性について医療やスポーツ、健康などさまざまな側面から再考する図書展示が4日、茨城県つくば市天王台の筑波大付属中央図書館で始まった。歴史上、社会の枠組みの中で形づくられたとされる性に対する人の認識について、1970年代から現在までの研究成果を、書籍54冊とパネルの展示を通して紹介している。8日の「国際女性デー」関連イベントで、展示は12日まで。

性の多様性を研究する「クィア・スタディーズ」やフェミニズムを専門とする同大の郭立夫(グオリフ)助教が企画した。郭助教によると、近年、交流サイト(SNS)上を中心に、十分な根拠のないまま不安や誤解をあおる「反ジェンダー運動」が広がっている。「(出生時の性別が男性だった)トランス女性は女性ではないという言説まである。身体とは何か、というところから捉え直そうと考えた」と狙いを話す。

展示の中心は73年に米国で刊行され、88年に日本語版が出版された書籍「からだ・私たち自身」(松香堂)。同書は「医学上の体」が男性医師の視点で一方的に語られてきた状況を変えようと、女性の視点から情報を収集し、まとめたものだ。パネルでは同書の紹介のほか、トランス男性の月経、スポーツ大会に伴う女性の身体検査などについて解説している。

郭助教は「同じ女性でも月経痛は人によって異なり、その差は男女間の違いと同じくらいあるかもしれない。自らと異なる身体や経験を想像することは、人種や国籍が違う立場の人を想像し共生することでもある」と語った。



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