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《東日本大震災15年》鎮魂の明かり、境内包む 潮来・潮音寺で追悼行事「花あかり」 茨城

境内に並べられたろうそくを見つめる参拝者たち=11日午後6時半ごろ、潮来市日の出
境内に並べられたろうそくを見つめる参拝者たち=11日午後6時半ごろ、潮来市日の出


東日本大震災の発生から15年の11日、茨城県潮来市日の出の潮音寺(安田奘基住職)で、追悼行事「花あかり」が開かれた。ろうそくの柔らかな明かりが包む境内で、参拝者たちは犠牲者の冥福を祈り、静かに手を合わせた。

本堂には花で飾られた祭壇が設置され、階段に灯火を「311」の形に並べた。安田住職(58)は「仏教では香り、花、光を供えるのが一番の供養」と犠牲者に思いをはせ、「心の復興が進まない人も、少しでも安寧な未来に向かってほしい」と願いを込めた。

同市日の出地区は震災で大規模な液状化に見舞われ、潮音寺も被害を受けた。液状化の影響で家を建て直し、参拝に訪れた同市日の出の佐々木輝美さん(80)は「自分は普通の生活に戻れたが、(被害が大きかった)東北の人たちのことを思うと胸が痛む」と話した。

この日は約30人が参列し、追悼法要も営まれた。地震発生時刻には寺に隣接する認定こども園「慈母学園」の園児たちも一緒に黙とうし、鐘を突いて犠牲者を悼んだ。



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