樫棒鳴らし華やかに 鹿島神宮 春告げる祭頭祭 茨城
茨城県の鹿島地方に春の訪れを告げる祭頭祭で、祭頭囃(ばや)しと春季祭が14日、鹿嶋市宮中の鹿島神宮(東俊二郎宮司)周辺で行われ、当番字を務めた2地区の囃人(はやしびと)たちが樫(かし)棒を組み鳴らしながら門前町を華やかに練り歩いた。
今年は平井郷が27年ぶり、浜津賀郷が22年ぶりに当番字を務めた。一軍の将を担う大総督は、平井郷が永野宏昌ちゃん(6)、浜津賀郷は中西良望ちゃん(5)。五穀豊穣(ほうじょう)を祈念する神事は9日に行われた。
出陣式で各郷の大総督が大きな声で「出陣!」などと号令をかけると、平井郷の15組約230人、浜津賀郷の10組約110人の囃人たちが一斉に出発。各所で樫棒を組み鳴らし、「イヤーホエ 鹿島の豊竹 トホヨトヤ」と祭頭歌を歌いながら参道や門前町を練り歩いた。最後は本宮前で一斉囃しを披露し鹿島の大神様に奉納した。
午後6時から行われた春季祭の卜定神事では、御当字として角折郷と国末郷が決まった。
平井郷の藤岡茂雄祭事委員長は「今後も地区のつながりを大切にしたい」、浜津賀郷の関口秀樹祭事委員長は「世代を超えた交流ができた」とそれぞれ話した。











