えひめ飲料、生産高速化 紙容器の新ライン完成 幅広い商品に対応 茨城・常陸太田
「ポンジュース」で知られる飲料メーカー「えひめ飲料」(本社・愛媛県松山市、芝亮介社長)の茨城工場(茨城県常陸太田市岡田町、治部英之工場長)で11日、新たな紙容器ラインの竣工(しゅんこう)神事が同工場内で執り行われた。工場は松山、東京に次ぐ3番目の生産拠点。新ラインで生産の高速化や生産能力の向上を目指す。
竣工式には、えひめ飲料の運営母体である全農愛媛県本部や常陸太田市、設備メーカー、取引先などの関係者約40人が参列。あいさつで、芝社長は「新ラインでは安全安心な品質と、生産性の一層の向上を図り、トップブランドの拡充とブランドオーナーからの一層の信頼を確保していきたい」と支援と協力を求めた。
新紙容器製造ラインは、粘度のあるものや粒状の固形物が入ったものなど幅広い商品に対応できる。容器にジュースを詰め、パックに印字、ストローを貼付。さらに印字やストローの装着状態の検査や透明でない容器のエックス線で探知を行った上でパックを箱詰めしていく。パックの容量は180、200、220、250ミリリットルの4種類で、ストローとスパウト(キャップ)に対応し、1台で8種類の紙容器が製造可能という。
1時間当たり2万4000本の充塡(じゅうてん)能力を持つ(現在は半分の1万2000本で稼動)。導入によって扱える商品が増え、生産数を伸ばし、安定稼働すれば省人化もつながる設備になる。
同工場の山本貴志製造課長は「新ラインによって現在の通常販売している容器形態とは違うパッケージになっているので見てほしい。ポンジュース以外にもいろいろテストし、新商品の開発も進めようとしているので期待してほしい」と話した。










